悩みタイトル

最近、寝ても朝起きる時すっきりしない…という方は多いのではないでしょうか?睡眠で悩まれている方は年々増加してきているそうです。今から上げる項目の中でいくつか当てはまる方はもしかすると『不眠』かもしれません。
朝寝て起きてもスッキリとしない
寝つきが悪い
途中で起きる事が多い
日中眠気に襲われる
よく眠れず集中力や注意力、記憶力の低下がみられる
明け方まで眠くならず一度眠ると、お昼まで寝てしまう
いかかでしょうか?1つでも当てはまる項目があった場合は、身体からサインです。

不眠症に対する当院の考え

そもそも『不眠』とはなんでしょうか?多くの方は『夜になってもなかなか眠れない・寝つきが悪い』という状態を考えているかと思います。しかし、それだけではなく、『夜に何度も起きる』『早朝早くに目が覚める』『身体のほてりや色々考えてしまい寝付けない』といった症状も不眠の一つになります。
ただ眠れないだけ。と軽く考えがちですが、『不眠』は精神的・肉体的にも大きなダメージを与え、ひどくなると日常生活を送る上でも支障をきたしてしまう事もありえる症状になります。
 人は睡眠中に日中使った身体を回復させ、明日より良く動ける様に備えます。その身体の基本となる『睡眠』に障害がきたしてしまうことで、朝から身体が重い→やる気が出ない・集中力にかけ上手くいかない→余計に疲れる→色々考えてしまい寝付けないなどといったループが起きてしまい自律神経の乱れさえも起こしてしまうのです。

なぜ不眠症になるのか、その原因

不眠症の原因は一つではなく様々あります。
①精神的要因による不眠症
仕事でのストレス、家庭環境での問題があると精神的に不安定となり不眠になる「神経性不眠」というものがあります。一過性の事もありますが、数週間以上続く事もあります。
眠れなくなると焦って眠ろうとすると余計に身体が緊張してしまい眠れなくなってしまいます。
②高齢の方の日中活動力の低下
若年者に比べて高齢者の睡眠時間が低下してしまうのは運動不足などが問題になり日中の活動力が下がり「中々寝付けない」という事に繋がってしまいます。
予防策としては、日中の明るい時間に散歩をする(太陽の光を浴びる事で体内リズムが整います)であったり、ストレッチや朝に体操を行うことが睡眠時間の向上に繋がりますので、運動を積極的に行って行きましょう。

不眠症の軽減方法

まずは、日常生活から行えるものとして、休日も含め毎日同じ時間に太陽の光を浴び、睡眠2時間前は強い光(スマホやパソコン、部屋の明かり)を避ける事です。また早寝を意識するのではなく、早起きをする事で早寝を推進させる環境を作り太陽の光を浴びられるようにしていきます。食生活もメカニズムとしてとても大切なので、しっかり3食取る事は心掛けましょう。
ただ、精神的要因によるものは特に、すぐに改善がみられるとは限りません。
上記を試しても日常生活の中で変化が見られない場合や精神的要因によるものについては施術として、頭蓋骨の矯正や鍼による治療により改善を図ります。脳脊髄液の循環を整えてあげたり、血液循環・自律神経の乱れを整える事でリラックス状態を作り、睡眠がしっかりとれるような身体作りをサポートしていきます。

当院オススメの軽減メニュー

当院で不眠症の改善に効果のある治療はいくつかあります。

筋肉や骨格の歪みから改善していきたいのであれば、頭蓋骨矯正がおススメです。
頭蓋骨は15種23個の骨で形作られ、縫合という縫い合わせたような状態で合わさって1つの大きな骨になっています。
頭の骨も身体同様に歪みが現れ、それによって脳脊髄液の循環不良が起こり『よく眠れない』『眠りが浅い』等の症状が続き不眠症に陥ります。頭やお顔周りの筋肉をほぐし、頭蓋骨の形を戻してあげる事で脳脊髄液の循環を良くして眠りに入りやすい身体に変えて行くのが頭蓋骨矯正の効果です。

もう一つは全調整鍼という鍼治療も大変オススメです。
身体全体の血液の滞りを診て手足のツボを使い、全身の流れを改善させた後に症状の残る部分に鍼を打つことでより効果を出していく治療です。
元々、鍼治療自体に自律神経の乱れを整えたり、副交感神経を優位にする効果があるため身体の中から寝れる状態を作り上げる事が出来ます。

施術頻度はどのくらいか

不眠症の症状を改善させるためには睡眠習慣を変える事が必要です。
習慣を変えるのは1日2日で出来る事ではありませんが、ゆっくりでも続けていく事で必ずお身体には変化が出てきます。
症状改善をする為にも、始めのうちは週2回ほどの治療をオススメしています。
細胞や習慣を変えるためには大体3ヶ月を目安に通院して頂くと良いでしょう。