なぜ夜間は死亡事故が発生しやすいのでしょうか。
その要因を考えてみましょう。
■スピードを出しやすい
まず、夜間は昼間に比べて交通量が少ないことや、
実際よりもスピードを遅く感じやすいために
スピードを出しやすいことがあげられます。
車が衝突したときの衝撃力は、スピードの2乗に比例して大きくなりますから、
スピードが2倍になれば衝撃力は4倍になります。
スピードを出せば出すほど死亡事故になりやすいのです。
■危険の発見が遅れる
夜間は周囲が暗いため、危険を見落としたり危険の発見が遅れがちになります。
例えば、夜間は歩行者の発見が遅れやすく、
直前になってようやく歩行者に気づくというケースも少なくありません。
そのため、歩行者を発見してブレーキをかけても
間に合わずにはねてしまう危険性が高いのです。
■漫然運転や居眠り運転になりやすい
平成16年における死亡事故の原因のトップは「漫然運転」でした。
夜間は特に、仕事の疲れなどから漫然運転になりやすいものです。
また、深夜は眠気に襲われやすく、居眠り運転に陥ってしまうおそれもあります。
居眠り運転になれば、センターラインをはみ出して対向車と正面衝突をしたり、
ノーブレーキで停止している車に追突するといった大事故の危険性が大きくなり、
それだけ死亡事故にもつながりやすくなります。
■飲酒運転が多い
飲酒運転も死亡事故の大きな要因となっています。
酒を飲んで運転すれば、正常な注意力や判断力が失われるだけでなく、
運転操作も荒くなります。
さらに危険に対する感受性も低下して、
危険を危険とも感じずに無謀な運転をしがちです。
それが死亡事故につながることはいうまでもありません。
二和向台駅前整骨院
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