こんにちは。
二和向台駅前整骨院の梶谷です。
本日は『手根管症候群』についてです。
皆さん『手根管症候群』はご存知ですか?
簡単に説明すると手首の中にある神経が圧迫されて、
指先に痺れが出てしまっている状態です。
正中神経という神経が手首(手関節)にあり、
手根管というトンネル内で圧迫された状態です。
それに手首(手関節)の運動が加わって、
さらに圧迫をうけ、手根管症候群は生じます。
突発性のものが多く、原因不明とされていますが
妊娠・出産期や更年期の女性に生じることが多いです。
ホルモンバランスの影響や、主婦の育児や家事による
動作にも多くの関係があるとも言われています。
手の使いすぎや腫瘍や腫瘤などの出来物でも
手根管症候群になります。
症状としては、初期には示指、中指が痺れ、
痛みがでます。
最終的には母指から環指の母指側の3本半の指が痺れます。
急性期には、この痺れ・痛みは明け方に強く、
目を覚ますと手が痺れ、痛みがでます。
最初は少し気になる程度の症状のため、痺れが強くなってから
来院される患者様が多いので、そのような症状がありましたら
早めの治療を心がけましょう。
手の痺れは、実際は脳からくるもの、頚椎からくるもの、
胸の筋肉からくるもの、胸郭からくるものなど、鑑別診断が
難しい症状になります。
検査をしっかりしないと判別ができないため、他の病気と
間違われてしまう事が多くあるのも事実です。
早期発見、早期治療が大切です。
当院でしっかり検査・評価・治療をしていきましょう。
二和向台駅前整骨院
〒274-0805 千葉県船橋市二和東5-38-2
TEL:047-449-1133