もともと骨は、「皮質骨(ひしつこつ)または緻密骨(ちみつこつ)」と
「海綿骨(かいめんこつ)」という2種類の骨から成り立っています。
皮質骨とは、硬くて緻密な骨の事をいい、
海綿骨とは、小さな細い骨がジャングルジムのように
複雑に組み合わさった構造をしていて、骨の強度を生み出しています。
なので、海綿骨の量が減ると、
複雑にからみあったジャングルジムのような小さい骨の網目構造がくずれてしまい、
あちこちでジャングルジムの「棒(骨梁:こつりょう)」がなくなっていくので、
骨が弱くなり、骨折しやすくなってしまうのです。
特に女性の場合は、閉経してから「エストロゲン」という女性ホルモンの減少により、
骨密度が低下しやすくなるので、女性に多く見られる病気といわれています。
この『骨密度(こつみつど)』とは、
骨を構成しているカルシウムを始めとしたミネラル類が
どれくらい骨に詰まっているかを表すもので、骨の強さを示す指標の事です。
骨密度は、測ってみないと骨量が多いか少ないかわかりません。
自覚症状はあまりあてにならないのです!
※以下、骨を強くするお勧め食品です(^^)
・玄米などの精製度の低い穀物
玄米は骨粗鬆症の予防に大切なマグネシウムが豊富です。
白米を玄米などに切り替えるだけなので手軽さも魅力です。
赤米や黒米などの入った雑穀米もビタミン・ミネラルが多いのでおすすめです。
・納豆
納豆は骨からカルシウムが出ていくのを抑えるビタミンKや
閉経により分泌が減ってしまう女性ホルモンと似た働きをしてくれる
イソフラボンが多く含まれています。
納豆が苦手でなければ、特に女性におすすめです。
二和向台整骨院