野球肩・野球肘
こんなお悩みはありませんか?

野球肘や野球肩で悩んでいる方には、以下のような問題がよくあります。
投球時に肘や肩に鋭い痛みを感じる。
反復的な投球で腕が重く、疲れやすくなった。
投球フォームの崩れを感じる、またはフォームが不安定になった。
日常生活でも肩や肘に違和感を感じることが増えた。
休養を取っても痛みがなかなか引かず、復帰後のパフォーマンスが低下している。
スローイング時の可動域が狭くなり、パフォーマンスに影響が出ている。
痛みを隠して無理してプレーしてしまい、さらに悪化するのが怖い。
これらの症状は、野球肘や野球肩の典型的なサインであり、放置すると悪化する可能性があります。適切な診断と早期の対応が大切です。
野球肩・野球肘について知っておくべきこと

野球肘や野球肩は、投球動作に繰り返し負担がかかることによって発生する怪我です。特に成長期の選手に多く見られ、肘や肩の関節に負荷が集中するため、成長板や靭帯が傷つきやすくなります。これらの怪我は、過度な投球数や不適切なフォーム、休養不足が主な原因です。野球肘は肘の内側の靭帯や筋肉に、野球肩は肩関節周辺の筋肉や腱にダメージを与えます。
予防のためには、投球数の制限や投球フォームの見直し、十分なウォームアップとクールダウンが重要です。また、無理にプレーを続けることなく、痛みを感じたら早期に施術を受けることが回復への近道になります。成長期の選手は、特に慎重なケアが求められます。
症状の現れ方は?

野球肘や野球肩の症状は、痛みや違和感として現れ、動作によって強くなることが特徴です。野球肘では、特に投球時や投球後に肘の内側に鋭い痛みや違和感を感じることがあります。また、肘を曲げたり伸ばしたりする際に痛みが走ることもあります。疲労がたまると肘が重く感じ、投球フォームが崩れやすくなります。進行すると、肘を使わない日常動作でも痛みを感じることがあります。
野球肩では、肩の前面や後面に痛みを感じることが多く、特に投球時に鋭い痛みや重だるさが生じます。肩を後ろに引く動作や、上げた腕を下ろすときに違和感が強くなることがあります。肩の可動域が狭まり、投球力や精度に影響を及ぼすこともあります。長時間のプレー後には肩の周りが硬く感じることもあり、休息後も痛みが引かない場合は深刻な症状を疑う必要があります。
その他の原因は?

野球肘や野球肩のその他の原因には、過度な投球だけでなくいくつかの要因があります。まず、フォームの崩れが重要な原因です。投球フォームが不適切であると、肩や肘に無理な負担がかかります。特に肘を伸ばす角度や肩の位置が悪いと負担が集中し、関節や筋肉にダメージが加わりやすくなります。
次に、オーバーユース(使い過ぎ)が挙げられます。特に成長期の選手では体がまだ成長しているため、過度な練習や投球数が骨や靭帯に大きな負荷をかけ、痛みや怪我を引き起こします。また、投球数の制限を守らずに無理にプレーを続けることも原因になります。
さらに、ウォームアップ不足やクールダウン不足も影響します。投球前に十分な準備運動を行わず、投球後に筋肉を適切にほぐさないと肩や肘に過剰なストレスがかかりやすくなります。
野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

野球肘や野球肩を放置すると症状が強まり、長期的な障害や施術が必要になる可能性があります。初期の軽い痛みや違和感を無視して無理にプレーを続けると、関節や靭帯にさらにダメージが加わります。特に成長期の選手では成長板に影響を与え、骨の成長に支障をきたす場合もあります。このような状態になると、最終的に関節の可動域が制限されたり、慢性的な痛みを抱えることにつながる場合があります。
また、放置すると痛みが日常生活にも影響を与えるようになり、投球動作だけでなく肩や肘を使った他の運動や作業が困難になることがあります。場合によっては施術だけでの対応が難しくなり、復帰まで長期間を要することがあります。早期に診断を受け、適切な対応を行うことが再発防止につながります。
当院の施術方法について

野球肘や野球肩の施術において、整骨院ではいくつかの方法が行われます。まず、手技療法として筋肉の緊張をほぐし、関節の可動域を広げるためのマッサージやストレッチが行われます。これにより肩や肘のこわばりや痛みが軽減し、柔軟性が向上しやすくなります。
次に、アイシングや温熱療法が使用されます。アイスパックで炎症を抑えたり、温熱パッドで血行を促進したりすることで回復が期待できます。炎症が強い場合は、アイシングが効果が期待できます。
さらに、超音波療法や低周波を用いた施術が行われることもあります。これらは深層の筋肉や靭帯へアプローチし、負担の軽減が期待できます。
また、姿勢の見直しや投球フォームの指導が行われることもあり、再発防止に向けたサポートが提供されます。疼痛が軽減した後は、リハビリによって投球動作に適した筋力トレーニングを行い、負担の発生を抑えることを目指します。
軽減していく上でのポイント

野球肘や野球肩を軽減していくためには、いくつかのポイントがあります。まず、休養と回復の時間を確保することが大切です。痛みや炎症がある場合に無理にプレーを続けると症状が強くなります。一定期間の休養を取ることで体は回復しやすくなります。
さらに、フォームの見直しが必要です。投球フォームに無理があると肩や肘に余計な負担がかかります。専門のコーチやトレーナーにフォームをチェックしてもらい、負担の少ないフォームを身につけることが大切です。
最後に、予防策としてトレーニングを取り入れることです。肩や肘の周りの筋肉を強化し、柔軟性を高めることで再発防止が期待できます。
監修
二和向台駅前整骨院 院長
資格:鍼師、灸師
出身地:北海道北広島市
趣味・特技:食べ歩き、スポーツ鑑賞






