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整骨院と整体院の違いとは?

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整骨院と整体院は、どちらも身体の不調や痛みの軽減を目指す施設です。
整骨院は、柔道整復師(国家資格)を持つ施術者が外傷性のケガに対する施術を行います。
歴史は明治時代にまでさかのぼり、医療の一環として発展してきました。
一方、整体院は国家資格がなく、民間資格や独自の手技を用いて身体の歪みなどにアプローチします。
整体は20世紀にアメリカで発展し、日本では体調管理の一つとして普及しています。
整骨院は医療的な側面が強く、整体院はリラクゼーションや不調の軽減を目的とした施術が中心です。

国家資格の有無について

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整骨院及び接骨院、ほねつぎなどで勤務するためには、柔道整復師の国家資格が必要です。資格取得には、専門学校(3年間)や大学(4年間)の柔道整復科を卒業し、年に1回行われる国家試験に合格することが求められます。
柔道整復師は、骨折や脱臼の応急処置、捻挫や打撲の施術、リハビリなどの医療類似行為を行うことが認められています。
資格は厚生労働省の管轄であり、施術範囲が明確に定められています。安心して施術を受けるためには、資格保持者であるかどうかの確認が大切です。

受けられる施術内容

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整骨院では、柔道整復師(国家資格)が、骨折・脱臼・捻挫・挫傷(肉離れ)・打撲などの外力によるケガに対して手技による施術を行います。健康保険の適用範囲内で応急処置や軽減が期待できる施術を受けられます。
ただし、骨折や脱臼の後療法については整形外科の医師による同意が必要です。
近年では、肩こりや腰痛などの慢性的な不調に対応する整骨院も増えており、この場合は保険適用外の自由診療となります。整体院でも自由診療となるのは同じですが、施術時間を長めに設定しやすい場合があります。

保険適用の有無について

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整骨院での保険適用には条件があります。適用されるのは「外傷性の負傷」に限られ、捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼(骨折・脱臼は医師の同意が必要)などが対象です。
急性の外傷に対して健康保険が使用できますが、慢性的な肩こりや腰痛、疲労回復目的の施術、リラクゼーション目的の施術には保険は使用できません。
保険を利用する際は「保険適用範囲かどうか」を整骨院に確認することをおすすめします。

整骨院はどんな時に行けばよいのか?

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整骨院は、日常生活やスポーツ活動中の急な痛みやケガがある場合に利用されることが一般的です。
例えば、転倒による打撲や捻挫、スポーツ中の肉離れ、重い物を持った際のぎっくり腰などが該当します。
また、首・肩・腰の張りや筋肉のこわばりなど、整形外科に行くほどではない不調についても相談できます。
手技や電気機器、テーピング、生活動作指導などにより症状の軽減や再発予防が期待できます。気軽に相談できる点も特徴です。

当院をおすすめする理由

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当院では、薬に頼らずに手技や物理療法を用いて不調の軽減を目指しています。捻挫や打撲、ぎっくり腰などの急な痛みに加えて、姿勢の乱れや筋緊張による慢性的な不調にも対応しています。
施術者は国家資格を持つ柔道整復師であり、身体の構造や動きに関する専門知識に基づいたアプローチを行います。
また、生活習慣や日常動作へのアドバイスも行い、再発予防をサポートさせていただきます。