外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
こんなお悩みはありませんか?
親趾の付け根が「くの字」に曲がっている
親趾の付け根が赤くなっている
親趾の付け根を押すと痛みが出る
靴を履くと親趾に痛みが出る
圧迫を受けると親趾にシビレが出る
扁平足で足が疲れやすい
親趾の内側の皮膚が固くなったりタコができている
このような症状が主に『足のおやゆび』に出ている方は、今後他の症状や怪我に繋がる可能性もしくは、既に繋がっている可能性があります。どんな症状にも関わらず「そこまで痛みが強くない」「今までより症状が軽い」と放置せず、各種医療機関に相談することをお勧めします。
外反母趾で知っておくべきこと
『外反母趾』という言葉をインターネットや他人から聞くと「特に深刻な問題ではないのでは?」と思いがちですが、実際には放置すると様々な問題が発生することがあります。
例えば、
・親指が第2趾方向に曲がってしまう
・体重が親指の爪側面にかかり、巻き爪や鷲爪になりやすくなる
・関節が脱臼することがある
・靴との摩擦によって炎症や潰瘍ができる場合がある
・歩き方の変化によって膝や股関節など他の関節に負担がかかり、全身の歪みに繋がりやすくなる
このように、多くのことが考えられます。そのため、単に『親指の痛み』だけだからと我慢したり、放置してしまうと、将来的に歩行障害などの問題に発展する可能性があります。少しでも違和感が出現した場合は、各種医療機関に相談することが大切です。
症状の現れ方は?
最初にお伝えしたいのは、『親指の痛み』に関して症状の表れ方には“個人差がある”という点です。どの症状にもある程度の規則性はありますが、既往歴や年齢によって症状の出方はそれぞれ異なります。このことを踏まえ、症状の表れ方としては以下のようなものが考えられます。
・いつもと何か違う、という違和感
・ピリピリと電気が走るような感じ
・親指の関節が赤く腫れている
・痛みを和らげるために親指を外側に引っ張りたくなる
・靴が履けないほどの強い痛み
このような症状が表れることがあります。どの症状も「無症状」ではないため、不安に感じる方は早めに最寄りの医療機関などに相談することをお勧めします。
その他の原因は?
『外反母趾』は最も一般的な足の疾患と言われています。その割合は約4人に1人という推定データがあり、特に女性や高齢者に多いとされています。
また、『外反母趾』は靴の歴史が長い欧米人に多い疾患とされていましたが、日本でも一般的に見られる疾患へと変化してきています。
主な原因は『靴を履くこと』とされていますが、その他にも以下のような原因が考えられます。
・肥満
・全身の筋力不足
・不良姿勢での歩行
・扁平足(縦アーチ・横アーチの崩れ)
これらの要因によって外反母趾が進行する可能性があります。しかし、これらの原因を特定するためには専門的な診察や検査が必要です。そのため、外反母趾の疑いがある方は、かかりつけ医や専門の医療機関を受診することをお勧めします。
外反母趾を放置するとどうなる?
『外反母趾』の症状が出ているにも関わらず、医療機関での受診や施術を開始せずに放置していると、最悪の場合、“手術が必要になる”ことがあります。
『外反母趾』では「神経痛」などの神経症状が出現することもあり、重症化すると症状が軽減しにくいことが特徴です。そのため、症状が出たまま放置していると次のようなことが起こる可能性があります。
・湿疹などが発生した場合、傷跡が消えにくくなる
・親趾の痛みが繰り返し出るようになる
・下肢の筋肉の運動機能が低下する
・骨形成など、取り返しのつかない変形が起こる
少しでも気になる症状があれば、ぜひ医療機関を受診してください。
当院の施術方法について
当院で『外反母趾』に対して有効と考えている施術メニューは、
・手技
・温熱療法
この2つが中心となります。この他にも、症状が発症する要因が日常生活に隠れていないか、といったことも問診や施術中の会話から引き出していきます。
手技と温熱療法が基本となりますが、患者様から引き出した情報をもとに、さらに施術効果が期待できると判断した場合には、他の施術メニューを提案させていただくことがあります。その際には、施術者と患者様が一緒になって、どのようにして目的や理想に到達できるか、納得いくまで話し合いを行いますので、ご不安なことやご不明な点があれば、遠慮なくお申し付けください。
改善していく上でのポイント
『外反母趾』の症状を軽減させていくうえで重要なポイントは【施術頻度】と考えています。頻度としては、施術後に良い状態が戻りきる前に次の施術を行うことが大切です。例えば、2日で症状が戻る場合は、1日間隔で3回/週のペースが理想的です。
人によってペースは異なりますが、最低でも1〜2回/週のペースで施術を受けることで、効果が期待できます。しかし、これはあくまで理想のペースであり、実際にお身体を診させていただき、施術を行い、その効果を見てからどのように施術を進めていくかをご提案させていただきます。
もちろん、患者様が通院できるペースで施術を行いますので、ぜひご相談ください。