悩みタイトル

膝に痛みが出やすくなった
歩きはじめが痛い
立ち上がる時に痛みが出る
正座が出来なくなってきた
階段の昇り降りが辛い
休憩すると痛みが和らぐ
膝が伸ばせなくなった

このような症状が出始めた、出ている方は、『変形性膝関節症』の疑いがあります。
当院で施術することも可能ですので、お気軽にご連絡・ご相談ください。

変形性膝関節症に対する当院の考え

当院では『変形性膝関節症』に対して、非常に複雑な疾患と捉えています。
まず、痛みが現れる段階で身体に異常が生じており、その痛みが持続したり強まるだけでなく、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。
さらに、この痛みが積み重なることでストレスに変換されることもあります。

また、『変形性膝関節症』になりやすい人として、家族に既に変形性膝関節症の方がいる方や高齢者、肥満体型の方などが挙げられます。その他にも、女性にこの病態が多く見られる傾向があります。

女性に多い理由としては、女性ホルモンの減少であるエストロゲンの関与が考えられます。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

『変形性膝関節症』を放置せずに施術することは重要です。放置しておくと、歩行困難や正座・しゃがみ込みが難しくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
結果として、日常生活の質(QOL)が低下する可能性もあります。

さらに、『変形性膝関節症』を放置すると悪循環に陥ることもあります。
例えば、膝が痛くなると動きたくなくなり、筋力が低下し、体重が増加します。
これによって『変形性膝関節症』が悪化し、膝の痛みも増してしまうという悪循環です。傷んだ膝の軟骨は自己修復が難しいため、可能な限り早期に専門医に相談することをおすすめします。

変形性膝関節症の軽減方法

『変形性膝関節症』の軽減方法として、以下のようなアプローチがあります。

・日常の動作を膝に負担がかからないように心掛ける。
・足底板を使用して負担を軽減する。
・膝に負担がかかりにくい生活スタイルを心がける。
・適正な体重を維持する(身長(m) × 22を目安にする)。
・BMIを22以下に保つことを目指す(体重(kg) ÷ (身長(m))^2)。
・膝を冷やさないように気を付ける。
・膝周りの筋力や柔軟性を向上させるために運動を行う。

『変形性膝関節症』は一度の衝撃などで発生するのではなく、日常生活の積み重ねによって症状が現れるものです。
そのため、まずは自身の日常生活を把握し、一つずつ見直していくことが重要です。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

当院では、変形性膝関節症に対して以下の3つの施術メニューをおすすめしております。

1.手技施術
膝周りの硬く緊張した筋肉を中心に、本来かからない負担を取り除く手技を行います。これにより、症状の緩和や筋肉のリラックスを促します。

2.はり施術
痛みのポイントが明確な場合には、はり施術を行います。細い針を使用し、恐怖感を最小限に抑えながら治療効果を高めます。痛みのポイントに的確にアプローチすることで、効果を実感いただけます。

3.電気療法
膝周りの広範囲な筋肉に刺激を与えるために、電気療法を利用します。ぼんやりとした症状の方でも受けることができます。ただし、膝関節に金属が入っている場合には使用できません。

その施術を受けるとどう楽になるのか

「手技」は、痛みが走ることによって負荷がかかる筋肉の緊張を和らげ、リラックスさせる役割があります。
特に膝に痛みがある場合、本来負荷がかからない筋肉が緊張してしまうため、手技を用いてそれらの筋肉の緊張をほぐします。

「はり」では、膝関節周辺に細い針を刺すことで痛みの軽減や関節の可動域の拡大を期待します。
これにより、後続の運動療法への移行がスムーズになります。

「電気療法」では、膝周囲の筋肉に電流を流すことで筋肉のポンプ作用を促します。
ポンプ作用によって血行が良くなり、発痛物質や疲労物質などの老廃物が排出されるため、痛みの軽減に効果が期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

当院では、手技、はり、電気療法などの施術メニューをご提供しています。
これらの施術メニューを行う際には、まず週に2回のペースでの施術が適切と考えています。
ただし、症状の出方や重さは個人差がありますので、その点に配慮しながら施術の頻度を調整していきます。

通院を重ねるごとに、徐々に症状は軽減されていく傾向があります。その後は、患者様の自覚症状や目標に応じて、一緒に状態を確認しながら施術の頻度を減らしていきます。
患者様が状態を良好に保てるようになり、当院を卒業していただくことを目指しています。

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