胸郭出口症候群
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出口症候群の原因として、
上腕の付け根や、肩甲骨、前胸部のなどの運動や感覚を支配する神経が圧迫、絞扼されることにより、肩や腕に痛みや痺れの症状がでます。
姿勢の悪さからくる腕の痺れ、朝に服を着たり脱いだりした際に腕を上げたり、袖に通す時に思うよにいかない。
洗濯物を干すときに自分の手が肩より上に上がらずにしびれだけでなく痛みを伴い、洗濯物を干すだけでもかなりの時間がかかる。
よく物を落とすようになってきた
食事で箸を使ったり、指先で細かい手作業を長時間行った時に指の感覚がなくなってくる、指が動かしづらくなる事がある。⑤買い物などで、袋を持つと腕がしびれて持って帰るのが困難になってしまう事が有る。 -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群は電車のつり革や洗濯物を干すときに、腕を上に挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。
腕や指先にビリビリ感、痛みなどの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状が出ることがあります。この症状になりやすい人の特徴として、なで肩の女性や、肉体労働、重いものを運ぶ仕事をしている人は鎖骨と第一肋骨の間を通る神経・血管のトンネルが狭いため圧迫されやすく、しびれや痛みが出てしまいます。治療法として、種類によりますが神経や、血管が圧迫されないように、日頃からストレッチや無理な動作をしないなど自分でできる方法もあります。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群の症状には、痺れ、痛み、手の冷え、肩こりなどがあり、悪化していくと、自律神経系にも影響を与え、頭痛や吐き気などの症状が出ることもあります。
胸郭出口症候群による痺れや痛みは一時的なものではなく日常生活や、仕事での不良姿勢や使いすぎにより起こることが多くあります。特に注意しないといけないのはしびれには、症状が軽くて苦にならない程度でも、しびれがいつも同じ個所にあり、なかなか消失しない場合には何等かの病気が隠れている場合があります。段々しびれの程度が強くなってきて痛みに近くなったり、痺れの範囲が広がるようなことがあれば要注意です。 -
胸郭出口症候群の改善方法
日常生活の中で手のしびれ、痛みで困っている方や、どう対策したらいいのかわからない方が多くいます。手のしびれ、痛みは原因によって異なります。猫背や不良姿勢が長い時間続くことにより部分的に血流が悪くなり、そこがしびれの原因になります。このような症状の改善方法として、まず身体を適度に動かすことや温かいお風呂に浸かることや無理な姿勢をとらないなどがあります。身体を適度に動かすことで普段あまり使わない筋肉が動き血流を良くすること(しびれや、痛みが強い場合は安静にする)や日頃から癖になってる猫背、背中の丸みなどの不良姿勢を正すように普段から肩のストレッチや胸を張ることを意識して生活するなど自宅や仕事場で少し意識するだけでもしびれや、痛みを緩和する事ができます。身体を冷やしてしまうことで筋肉が固まってしまうので身体を温めることも大事です。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群に対しての当院のメニューとしてまず、痛みの原因となっている筋肉の硬さや骨格の歪みに対しての施術が効果的です。骨格の歪み、姿勢の悪さからくる痺れや痛みに対しては骨格矯正を行います。骨盤の歪みや身体のバランスが悪い事により首や肩周りに負荷がかかってしまいます。この負荷が長期間続くことがしびれの原因に繋がってきます。このようは症状になる前にしっかりと姿勢、筋肉の硬さを取り、それを身体に定着させることで首や肩周りに負担がかかりにくくなります。骨格を整えるのもとても大事なことですが、周りの硬くなった筋肉を緩めることも重要になります。それを改善できるメニューとしては肩甲骨はがしが効果的です。指ではほぐしきれない奥の筋肉を緩める事ができ、可動域が広がるので矯正と一緒にやる事がより効果的です。
その施術を受けるとどう楽になるのか
胸郭出口症候群で骨格の歪み、姿勢の悪さに対して骨格の矯正を行います。長時間、長期間の不良姿勢や、デスクワーク、重いものを運ぶ仕事などは常に前傾姿勢が続き、首が前に倒れ、肩が内巻きになっています。またその周りに付着する筋肉に負担がかかり血流を悪くし、硬さの原因につながります。その硬くなった筋肉に神経が圧迫されてしまうので、骨格矯正を行い、姿勢を正し、さらに肩甲骨はがしで周りの筋肉を緩め、可動域を出していきます。この治療を行うと体への負荷が減っていくので、繰り返し治療を行います。
改善するために必要な施術頻度は?
治療頻度は症状によって異なりますが、しびれの原因である筋肉の硬さ、肩の内巻き、骨格の歪み長期間の不良姿勢などをを元の状態にするには6ヶ月から12ヶ月の期間で最初は週に2〜3回、最低でも1回は通っていただき、身体に少しずつ正しい姿勢を覚えさせることが重要です。正しい姿勢をとれるようになると筋肉への負担が軽くなるため、しびれが徐々にとれてきます。